リアルな表現
最近は何でもかんでもリアルな映像でゲームを仕上げています。
現実世界をゲームに落とし込んだ上でゲーム的アレンジを加えるんですね。
今も昔もゲーム的中身はそんなに変わりません。
やれる事は確かに多くなっていますが、余りに現実離れしてしまうとプレイヤーが追いつかないですしね。
現実からちょっと加味してやると面白くなるみたいです。
現実すぎたり、やる事が多すぎると飽きてくるんですかね。
例えばゲーム内で隣町まで走って2時間とかやりたくないですよね?
現実ではやれない事をゲームでやって、ストレスを発散するのが目的な気がします。
ゲーム作りは絵を作るのが仕事の大半になってきました。
エンジンを使えばある程度デザイナーとゲームを繋いでくれます。
プログラマーはデザイナーが暴走しないように監視していないと、ハードスペック以上のものを作られてしまいます。CGの世界とゲームの世界は別物です。
企画とデザイナーは、上限をあまり考えずにデーターを突っ込んできます。
最近のハードのスペックだとなんでも出来そうですしね。
後で処理がガタガタになって、プログラマーの責任としてチューニングするのでは手遅れです。
早い段階で、ハードやツールの限界を見極める目が必要です。
リアルな表現をする為に必要なのは、ツールの中身を理解することです。
ツール丸投げではなく、使われている技術が何であるのか正確に把握する必要があります。
覚えるべき技術
あまり偉そうなことは書けませんが、まずは物理現象の知識です。
光の性質、素材の反射、透過など現実と同じ計算を使います。パラメーターも現実のものを使います。まずは現実のシミュレーションから入ります。
非常にやる事が多いです。
人の動きやエフェクト、音、色んな情報を集めてイベントを起こします。
エンジンはこれらすべて準備してくれるため、ゲーム内容に集中できます。
これからゲームを作ってみたいと考えているのであれば、プログラミングはタダの作成手段であって、勉強するものでは無いと思ってください。できて当然。目的はその先にあります。
豊富な知識とそれを短期間に実現する経験値が物を言います。
プランナーやデザイナーに強く発言するためには、根拠が必要です。自分が出来ないからやれませんって言うのは論外です。
今はツールが簡単に手に入るので、学生時代の暇な時間にわかんない事が無くなるくらい調べ尽くしたほうが良いですよ。
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