ゲームプログラマーでありながら、全く関連する記事を書いていませんでした。ここらでビシッと書いておきます。
ゲームプログラマーという仕事は、普通のプログラマーとは違います。ゲームの完成イメージから、実現に向けて製作工程を考えていかなければならないからです。
普通のプログラマーの場合は、SEから来る仕様書を元に特定箇所のみ作っていけば良いです。プログラムとプログラムの接続はSEか上級プログラマーが担当していきます。リスクを分散している形になります。
ゲームプログラマーの場合、企画からの相談やデザイナーからの質問に常に供えなければなりません。「分らない」とか「無理です」、なんて事はめったに言いません。代案を考えるか、実現可能なテクニックを説明します。仕様書からのコーディング、量産化フローを即座に思いつかないとやっていけません。
その為にはまず5年位は下積みします。学生で新卒をあまり取らないのは、この事が原因しています。すでにプログラムを勉強してきて、即戦力になるような人でないと続かないからです。
まずは色々な技術を他人のソースや文献から習得して、真似をして行きます。信用が無いと仕事が全く来ないので必死に勉強します。
ある程度自信がつき現状の職に不満がある場合は、上の会社にステップアップして行きます。最終的に大手にたどり着ければ成功?ではないでしょうか。
勉強する事は山ほどあります。数学、物理、英語、グラフィックツールの習得、交渉力などが必要です。他人のソースの解析力も非常に重要です。
最近はUnityやUnrealなど、エンジン系がもてはやされていますが、基礎がないと、それすらきちんと使えません。
まずは根気よく、他人のソースから技術を真似していくことが大切です。
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