- 「二月の勝者」の感想を自分の子供の受験に照らし合わせて書きました
- おすすめ漫画や武蔵野市の事を書いています
受験漫画「二月の勝者」
昔の受験とそんなに変わっていない?
自分が小学生だった頃、受験というものをあまり意識していないうちに受験していました。
当時八王子に住んでいたので、地元の大学附属中学校を受験しました。
第一志望は落ちてしまいましたが、何とか第二志望で合格し、大学まで卒業してから現在に至っています。
当時塾は大手塾、個別塾と二分しており、私は個別塾と家庭教師をつけてもらっていました。
当時の学習塾は暴力が当たり前で、できない子はひたすら殴られていたのを記憶しています。
今では考えられませんね。
第二次ベビーブームで子供がいっぱいいたため、少しでも良い学校に行かせようと正に狂気状態です。
塾でのシュプレヒコール、ハチマキなど懐かしい光景が思い出されます。
現在は体罰は厳禁なので、子供のランクで競争心を煽る作戦ですね。
二月の勝者の漫画の舞台
二月の勝者の漫画の舞台は武蔵野市の吉祥寺です。
私も現在武蔵野市に住んでいるため、非常に親近感があります。
10年ほど前は三鷹の井の頭公園付近に住んでいました。そのため、漫画に出てくる風景は場所がすぐにわかります。
武蔵野市は都心から八王子までちょうど中間に位置した立地です。
都立や私立の学校も多数あり中学生にとっても通いやすい立地になっています。
しかも、武蔵野市、三鷹市、調布、杉並区などは勉強熱心な地区です。
まず、親が比較的裕福であるため、子供を私立に入れやすい。
公立小学校、中学校も当然レベル高いです。
受験する子はかなりの確率で塾に通っていますが、受験せずそのまま公立中学校を選択する家庭も多いです。
治安もよいです。吉祥寺駅周辺はあまり治安はよくありませんが、都心ほどではありません。
また、町が狭いので、10年も子育てすると知り合いだらけになります。
武蔵野市の紹介みたいになっちゃいましたね。
治安、学力、防犯、防災、通勤通学など、実はパーフェクトに近い人気のロケーションです。
当然、住む場所はすぐに埋まってしまうし、家賃もかなり高めです。土地も高めです。
漫画の見どころ
この漫画、今立場がドンピシャだったため、非常に心に響きました。
漫画冒頭で塾講師の話す「父親の経済力と、母親の狂気。」
このセリフ早くドラマでみたいですね。
一月から二月前半までのつらさは同じ立場じゃないとわかりません。
色々な家庭や、六年のクラスの中のモヤモヤした感じを直に見てきたので、今読み返すと涙腺が緩みます。
小学生の心の葛藤が素晴らしく鮮明に描かれています。
塾の講師サイドからの目線で漫画は進みます。
もちろん塾は学校ではないので、ビジネスとして生徒を見ています。
親も当然納得の上での課金ゲーです。個別教室のビザビも了承の上です。
漫画の中での塾講師の葛藤は、理解したうえで課金しているのだから問題なしです。
などと、色々見どころ満載です。突っ込みながら読んでしまいました。
当然家の受験生も読んでおります。そんな暇なくても小学生は読んでしまいます。
そんな大人の事情を知りつつも子供は受験したがるんですよね。
昔は親の都合で受けさせていたケースもありますが、今は自分の将来を踏まえた上で中学受験派、高校受験派に分かれます。クラスで楽しそう?に話しているそうです。
もし中学受験に興味があるのであれば買っておいた方がいいですよ。
親の心構えや、子供の心理を体験できます。
参考書やドリルの大量購入はうちもやってしまいました。
ウチは↓の本も買って読んでいます。
この本は高瀬志帆さんの中学受験に関するアドバイスのような本なのですが、非常にためになりました。
近くの市立中学では本当に漫画に描いてあったような入試に関するアドバイスありましたよ。受験範囲こっそりレクチャーです。
中学校や高校の文化祭行った方がいいです。
小学校の先輩や、部活動の様子が直に見れて子供のモチベーションが上がります。
どことなく進研ゼミの毎週届く宣伝漫画のようですが、気にしない。
まとめ
たまたま住んでいる場所、子供の受験のタイミング、自分の経験がドンピシャだったので、ドはまりしました。
今でも当時の自分の受験を思い出すと胸が熱くなります。
色々な中学校でセミナーを受けたり、統一合判、中学校での受験案内、文化祭を一年間見てきましたが、漫画の内容は現在の受験そのままです。
武蔵野市だからなのか、都心の方はどうなのかわかりませんが、絶対おすすめです。
7巻出たばかりですが、次の巻が早く出てほしいです。
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